冷え性について

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冷え性について

冷え性についてですね

冷え性は特に女性の方に多いっていう
イメージがあるかと思うんですが
実は男性の方も冷え性で悩んでいらっしゃる方
たくさんいらっしゃいまして
男性も女性も冷え性に悩んでる
かなり数が多いと思います。

冷え性の原因と対策についてちょっと
分かっていることをお話ししたいと思います。

まず身体は熱を産生するわけですけども
冷え性の原因の大きなものとして
熱量が足りない
熱が足りないっていうことが挙げられます。

特に女性の場合は筋肉量が少ないですので
まあ熱が少ないと。

人間何もしなくても燃えているという
基礎代謝の部分ですね
6割から7割の熱量が
基礎代謝と言われてますので

その基礎代謝の中でも
筋肉に4割ぐらい
熱を産生する能力がありますので
筋量が少ないとやはり熱として
できる量が少ないということで

特にダイエット中の女性だとか
無理なダイエットで筋力、筋肉落としてしまうと
熱が出ないということで
熱量不足が大きいと思います。

次に身体に熱を運ぶ血管の
問題についてもお話します。

ストレス社会ですので
すごくストレス過多になってしまうと
どうしても体の隅々まで
熱が行き渡らないということがありますので

ストレスによる体調不良による
交感神経の過敏による血管収縮ですね。

血管が細くなって
血流が充分行き渡らないということで
よく血の巡りが悪いっていう風に
表現されると思うんですけど
血液が熱を充分運ばないということで

ホルモンの乱れ、
女性は先ほどの熱量産生以外にも
月経の問題がありますので
通常月に1回ホルモンバランスが崩れるわけですね。
そういうデメリットもあると思います。

特に閉経後の女性っていうのは
かなりホルモンバランスが悪くなってしまいますので
それまで冷え性感じられなかった女性の方も
突然すごく冷え性に悩まれるっていう
そういう問題もあります。

血管の問題ですね。
ストレスだったりホルモンバランスだったり
運動不足で血液が巡らないという
問題もあると思うんですけども

本当に血管の異常、
細くてですね病気で細くて
動脈硬化で血の巡りが悪い
という場合もありますので

これからお話しする対策とかを
多少試されても全然良くならないとか
冷え以外に痛みがあるとかいうような場合は
他の病気の可能性もありますので
ちょっとその辺は注意が必要かと思います。

あとは血管の問題以外にですね
せっかく末梢まで届いた熱が体質であったり
あとは冷たい飲み物ばかり飲んでるとかいうことで
失ってしまう、放熱してしまうという

だいたい大きくは3つぐらいの
原因があると思います。

熱量産生が少ない
熱が運ばれない
せっかく運んでも失ってしまう
そのようなところに気をつけて
対策されたらいいと思います。

ということでの対策なんですけども
まぁやはり
「やっぱりそれかよ」っていうような
筋肉をつけましょうっていうような、

適度な運動でも血液のめぐりも良くなりますし
少々負荷のかかる運動でしたら
筋肉もつきますので
多少筋肉がつくような
運動習慣っていうのを
つけられたらいいと思います。

特に言われてますのは
おへそから下ですね。
下半身の部分に全身の筋肉の
7割ぐらいが集中してますので
一生懸命上半身を鍛えるよりは
下半身を鍛えた方が効率がいいですので

駅の階段は頑張って登る
すぐにエスカレーターに乗らないだとか
ちょっと下半身を鍛える。

歩くスピードが遅くならない
ご高齢者は長生きだっていう
結果もありますので
そういうためにも健脚で
居続けるっていうことが
冷えも防ぐ、冷えも改善するっていうような
ことかと思います。

あとタバコとかですね
手の平を出したままタバコを吸うと
サーモグラフィーで真っ青になるような
よくやってるんですけども

ニコチンはものすごく血管を収縮しますので
タバコを吸われてる方は
その時だけでなく
動脈硬化が進んだりとか
良い効果はあんまりないと思いますので
ちょっと喫煙者の冷えに関しては
注意が必要かなと思います。

筋肉の他に今度は末梢に
血液を運ぶ自律神経の問題で
副交感神経と交感神経のこの
お互いのバランスを保つということで

ストレスを避けたり、あと入浴ですね。
リラックスするために入浴をして
それで良い睡眠をとるというような
自律神経を整えるための
何か良い習慣をつけられるのがいいと思います。

エアコンなんかも
自律神経の乱れで起こってますので
冷たい風に当たりすぎないっていうのも
そうなんですけども

ストレスを貯めてないかとか
睡眠不足でないかとか
その辺もチェックしてみられたら
いいと思います。

簡単ではありますけども
冷え性の原因と対策について
参考になれば幸いです。

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