睡眠時間について ~良質な睡眠について~

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睡眠時間について ~良質な睡眠について~

睡眠時間の話題の続きですね。

睡眠時間が充分長さがあり
時間が足りていれば
それで健康なのかと言うと
実はそうではありません。

睡眠にはご存知のようにぐっすり眠れたとか
あまり眠れなかったというように
睡眠の深さというのが
非常に関係してまして
良質な睡眠をするということが
大事になってきます。

睡眠にはレム睡眠
ノンレム睡眠というふうに
ふたつに分かれてまして
深い眠りのノンレム睡眠が
非常に大事だというふうに言われてます。

それも寝入りっぱなのすぐの
ノンレム睡眠1回目2回目というのは
非常に大事だというふうに言われてまして
寝てすぐに深い眠りにつくわけですね。

そこでちょっと起こされたりすると
その後いくら寝ても睡眠不足を感じたり
ということが問題となってきます。

非常に短い睡眠で足りてしまうような
明石家さんまさんが芸能人では
有名だというふうに言われてますけども

非常に深くぐっすり眠る
短時間で眠るので
睡眠が足りると言うことで

ショートスリーパー、憧れる方は
多いと思うんですけども
実は以前お話ししました
時計遺伝子の働きで
ショートスリーパーも決まってる
というふうに言われてますので

ショートスリーパー理想だから
何とかして短時間睡眠に
持って行きたいなっていうふうに努力しても
もしかしたら向かない方
たくさんいらっしゃるのかもしれません。

実現可能な方と不可能な方と
努力が足りないわけではなくて
もう遺伝子で決まってるので

まぁそういう事実を知って
無駄な努力をしないっていうのも
ひとつの選択肢かもしれません。

いかにその良眠を取るかということが
大事なんですけども

ただの睡眠不足の場合は
たくさん寝ちゃえば解決するんですけども

日本人は世界各国の国々の人と比べても
男女とも睡眠時間が非常に短いのが
問題となってまして
これは睡眠不足ばかりではなく

睡眠不足の累積である
睡眠負債っていうような言葉が
最近よく言われてますけども

睡眠の借金というのが
もう雪だるま式に大きくなって
身体の不調を崩すってことですね。

睡眠負債の期間がずいぶん長くなりますと
まずは高血圧だったり不整脈だったり
そういう不調から始まるんですけども

あまりに長期に渡ると鬱であったり
いわゆる生活習慣病であるところの
糖尿病だったり肥満だったり
果てはガンに至るまで

いろんなことを引き起こすということで
睡眠負債にならないようにするというのが
気を付けなければいけない
大事なことということですね。

ですから睡眠時間の長さというわけじゃなくって
充分な睡眠、日中眠くならないような
ご自分に適切な睡眠は
どうなのかというのを
考えるのが非常に大事です。

そこで良質の睡眠を得るために
寝室の環境ですね。

ホテルを思い浮かべていただくと
非常によく分かる
と思うんですけども
一生懸命電気明るくしようとしても
ちっとも明るくならないというような

もう寝るための場所ですので
目から入る光を避ける

テレビやPCやスマホというのは
遅い時間までやると
交感神経興奮してしまって
今は夜ですよという
認識じゃなくなってしまいますので
そういうこと避ける。

お風呂はちょっとぬるま湯に
ゆっくり浸かるということで
体温が徐々に下がっていくことによって
より眠気が増しますので
そういうお風呂の問題ですね。

果てはマットレスであったり
枕であったり
色んなことがあると思いますけども

睡眠時間も大事な人生の一部の時間ですので
有効に使えるような工夫というのは
もっともっと真剣に考えられるのが
いいのではないかというふうに思います。

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