【しみとり手術について】
しみ取り手術についてですね。
しみにはいろんな種類がありますので
ここでは非常に代表的な
しみについてお話をします。
一番代表的なしみっていうのは
年齢とともにだんだん茶色が濃くなって
目立つようになるしみで
紫外線、日光
日に当たってできるしみが
だんだん濃くなるという場合が
多いんですけども
ちょっと嫌な名前が付いてまして
老人性色素斑という風に呼ばれています。
今回はメインで
このしみについてお話しします。
紫外線によって
お肌に活性酸素が
発生するわけなんですけども
その活性酸素がメラニン色素を刺激して
だんだんしみが濃くなって来る
と言うわけですね。
紫外線はそのしみだけじゃなくって
しわとか、たるみの原因にもなりますので
特に美容を気にされる方は
強い紫外線を
気にされた方がいいと思います。
活性酸素は紫外線の他にも
ストレスであったり
大気汚染だとかタバコだとか
いろんなことが原因で発生しますので
いろんなところにしみの原因が
隠れてるという事が言えると思います。
しっかり色素沈着をしますと
飲み薬とか化粧品とか、いろんなことで
軽くすることはできませんので
いわゆるシミ取り手術
美容外科とか美容皮膚科の
先生の出番になるということですね。
しみ取り手術って
「手術」ってついてますので
何かこうどこか切られちゃうような
イメージがありますけども
メスで切ったりするのではなく
強いレーザー光線のパルスを
しみの部分に当てて
メラニン色素を破壊してしみを消すという
そういう仕組みになります。
大きく二つに分かれてるんですけども
Qスイッチレーザーという装置ですと
大体1回の治療で
治療は完了してしまいますが
痛みがあったり赤みが出たり
腫れたりですね
しみに当たった部分は
メラニン色素が破壊されて
真っ黒になります。
本当に墨で丸描いたみたいに
真っ黒になって
軟膏塗ってテープを貼らなきゃいけない
ですので目立つし、ということで
いわゆるダウンタイムがある
という言い方をします。
何をしたかすぐわかるというような形ですね。
これに対してフォトフェイシャルだとか
ピコシュアというような装置でやりますと
レーザーの出力が弱いですので
痛みや腫れとかも少なくということで
お化粧もできますし
テープ貼ったりする必要もないので
しみ取りをしたことが
周囲の人に分からないということで
ダウンタイムのない治療という風に言えます。
ただ一回で消えるわけじゃありませんので
４回から６回ぐらい
1ヶ月おきくらいに通って
知らない間にと言いますか
ちょっとずつちょっとずつ
しみが薄くなっていくのを
狙っての治療っていうことになります。
現在新型コロナウイルス感染予防で
皆さんマスクをしてらっしゃいますので
美容皮膚科的な治療も
しみ取りなんかにしましては
ダウンタイムがあってもですね
結構盛んに、今がチャンスだみたいな感じで
される方が多いということで
美容皮膚科は非常に
賑わってるというふうに聞いております。
しみは他にも、そばかすだとか
肝斑だとかいうものがありまして
それぞれ治療に適する
レーザー光線の波長が微妙に違いますので
必ず専門科を受診して
充分な説明は受けるようにしてください。
レーザー治療なんですけども
ごく一部の病名を除いて
保険がききませんので自費診療で
それなりに高額になってしまいますので
ネットとかで前もって調べてから
相談されるのがいいんじゃないか
という風に思います。
以上、よく見かけるしみについての
レーザー治療のお話をしました。
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